風のたより 2022年4月1日号

「 混沌 」

桜舞う眩い道すがら、素晴らしい国に生まれたことを実感し、感謝の心で胸が一杯になりました。またそれを命を懸けて、守り繋いでいただいた先人たちにどこまでも有難く敬意を払い、ここから私達が未来へ繋げていく責任を大きく深く感じています。

世界は、混沌としています。コロナ、インフレや分断、そして戦争。社会はインターネットによる情報爆発により、全ての事実や価値観、善悪も、区別が立たず、入り混じっている状態を創り出しました。

誰かのための偏った情報は、不安や恐怖を生み、やがてそれらは支配や暴力へと変化していきます。優しく弱いものを傷つけていきます。どんな理由があろうとも、やはり戦争による支配は到底容認できません。そして、私達日本人は強くそう思うのです。

では混沌の拡がる世界を生き抜き、しあわせに導いてくれるのは、一体なんでしょう。平成時代に構築された多くのルールは既に通用せず、世界の基準も情報の在り方も急速に変化しています。その混沌とする迷いの中で、軸となるものが欲しいのです。

令和以降、その軸を探し、迷い考え続けた私の仮説は「感謝と代謝」です。

私たち日本人のDNAには「和」の心があります。これは大和魂ともいえるでしょう。他人の良いところを学び、自分の良いところへ取り入れ進化していく。今あるものを活用し、変化させる「再生」の力です。細胞も仕組みも心も、成り行きではなく自らの良い働きかけにより「代謝」させることです。

そのためには、「感謝」が大切です。感謝とは、有難いと感じたことを相手へ、言葉で伝え、心の的を射ることだと教わりました。心のなかで感謝を想うだけでは、感謝にならないのです。皆様の混沌社会での生存術をぜひ教えてください。

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