「 待つ力 」
少し遅い梅雨に入りました。今年の夏はチベット高気圧と太平洋高気圧が上空で重なり合うダブル高気圧で、熱夏になりそうです、待ち遠しいというより梅雨明けが少し怖いです。皆様、充分に体調管理を行い、楽しい夏をお迎え下さい。
さて今年は、BIG選挙イヤーです。
台湾・ロシアに続き、人口世界一になった大国インドで、6月4日の開票で第3次モディ政権の発足となりました。当初の圧勝予想から一転、野党の健闘により辛くも連立での過半数となりました。
民主主義を待ち望んだ貧困層やイスラムの人たちの声が反映されたと思われます。4月19日から5回に分けて投票を行い、待ちに待った開票で人々や世界にとって、絶妙な結審が下ったと感じます。
調和とパワーの新大国の発展が、日本やアジアの安全に欠かせないでしょう。道路・給排水・電気・車にバイク・製造業など、日本は多くの連携と支援を行い、インドの成長を待ち侘びています。
7月26日、パリオリンピック開催を目前に控えたフランスでは、「左と右」に分断し、是非を問うべくマクロン大統領は、解散総選挙に打って出た。開票は7月7日までとされた。今月、世界はフランスに釘付けになり、その潮流はEUだけでなく私たちにも大きく関わってくるでしょう。
選挙の話ばかりになってしまいましたが、最大の山場は11月のアメリカ大統領選、「もしトラ」が実現すれば私たちのあらゆる活動は変化を余儀なくされるでしょう。
私たちは、この大きな世界のうねりを黙ってみているしかないのでしょうか?答えはNOです。
たとえ想像しがたい未来でも、連想と経験を手繰り寄せ、なるべく多くの専門家の話を聞き想定し、準備と整備を実行して、時を待つことが重要だと思います。
「待つ」とは放置ではなく、「人事を尽くして天命を待つ」ことでしょう。とても忍耐の必要なことですが、素晴らしき奇跡としあわせが待っていると確信し、精進して参ります
