群馬、栃木、埼玉にて本気注文住宅を
お考えのお客様をサポートする工務店
「楽屋」の竹重です。
今日は現場の便利道具をご紹介。
大工さんが床の下地材になにやら書き
込んでいます。
もっと近づいてみましょう。
これは墨出しといって、給水や排水等の
配管の位置、家具や建具・住宅設備機器
等を設置する位置を書込んでるのです。
左手にあるのは、「かねじゃく」言って
金属製で目盛りが付いており、木材など
の長さや直角を測ったり、勾配を出した
りするのに使う道具です。
ちなみに、かねじゃくの「かね」は建築
用語で直角のことを言います。
大工さんはこの道具を使い建築現場で様
々な寸法を出しています。
ひとつの道具を駆使して色々な寸法を出
せるなんてなんて、便利な道具なんでし
ょう☆.。.:*・゜
ちなみに、表に出ずに他人をそそのかし
て何かをさせる「さしがね」という言葉
、芝居で使う小道具から来ている説と、
大工の親方が指示を出すのにこれを使っ
て人や物を差していたからという説があ
るとのこと。
建築用語が語源となっている言葉って
いろいろあるみたいですね。
設計グループ 竹重麻美