■第十回 『収納』PartⅡ
住まいの「収納」を計画するためには、ご自分の収納性格を判断することが不可欠です。
いくら大きな納戸を作っても整理ができなければ、奥にしまったものは二度と会えない。押入れは、なだれが怖くて開けられない。せっかく作った飾り棚も小物や雑誌で満席。どうやら「収納」にも血液型のように性格によるパターンがあるようです。
「がくや新聞」前号掲載の「収納性格判断テスト」の回答を行いながら、「収納性格」について考えてみたいと思います。(前号をお持ちでない方は、弊社のホームページで「がくや新聞 Vol・9」5/8発行をご覧ください。)
まず、テストで「A」の多かった方は、「詰め込みタイプ」です。
一通りの家事をきちんとこなすまじめタイプ。ところが棚や引き出しなどに物を押し込めてしまう。ダイレクトメールに領収書、輪ゴムなどが混ざり必要なものがどこにあるかわからない。
こんな「詰め込みタイプ」の方は、まず要らない物を処分する。→使うものを使う場所に移動(適材適所)。→引き出しや押入れ、収納内を引き出しやトレー、ケースに分ける。場所さえ決まればOK!キープも大切。
次に「B」が一番多かった方は、「散らかしタイプ」。帰宅するとその辺にバックをポン、鍵をポン…出しっぱなし、使いっぱなしが特技。散らかっていても気にならないのも特徴。気が乗れば徹底的に模様替え。
このタイプの方は元々細かいことが苦手なので、大まかに置き場を決めて片付けの負担を軽くしましょう。収納もなるべく扉を付けて中身を隠し「この段にはアクセサリー、この引き出しには調理小物一式」と、しまうというより「放り込む」くらいでOKでしょう。行動力はあるので、曜日や毎日の中で片付けの時間を決め、習慣になれば万々歳!
「C」が一番多かった方は、「ため込みタイプ」です。「使いみちはないけど、もったいない」と缶や箱、サイズの合わない服やスーパーの袋など、収納は物物で山積み。片付けたいのですが、捨てべたなのです。
家を6分割くらいに分け、ひと月に1ブロック、ため込んだものを整理し、とにかく捨てる。押入れや納戸など奥行きの深い収納は、危険。薄い収納を設計し、細かく区切り、ためられなくする。物を置きそうな場所は観葉植物を置き、ケースは透明にし中身確認。「捨てる」で運気は上昇。
最後に「D」の方、「こりすぎタイプ」です。インテリアや収納に強い関心を持ち、労力を惜しまず統一されたインテリアを実現。しかし、思い込みが激しく、美意識を優先しすぎて、使い勝手を犠牲にする傾向が有!
「住まいは、人が主役」。見た目より、使い勝手が毎日を気持ちよくしてくれます。
インテリアにこりたいタイプなのでメリハリが肝心。玄関やリビングには、飾り棚などで「見せ場」を演出。キッチンや洗面、PC・家事のスペースは、お気に入りの小物や器・ケースを使い、便利さ重視!
家相では、片付け(収納)→掃除→きれいな空気→健康→運気上昇!